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気学九星(秘伝)杭打ち開運法

気学九星(秘伝)杭打ち開運法
著者 角山 素天
ジャンル 運命学 > 気学
出版年月日 2003/09/18
Cコード 3011
判型・ページ数 A5・312ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

目次

気学九星(秘伝)杭打ち開運法 
角山素天著 上製箱入り A5判 312頁 本体3,800円




 序

 私がいわゆる運命学を志すようになったのは、昭和二十八年のことであった。世田谷区に住んでいた頃、三軒茶屋の交差点の電柱に「古武道教授」の貼紙を見て、道場を訪ねた。
 すると、いかにも古武道家らしい先生が、十八坪の道場の板の間の隅にあぐらをかいて「まあ見てなさい」といってから、深呼吸を十数回したら、突然、ウオーッと奇声を発したかと思うと、十八坪の道場の隅から隅まで、あぐらを組んだ姿勢のままで床から飛び上がり、数分後に私の前に来て、ピタリと止まったのである。私は先生は気がふれたのではないかと思った。しかし先生の説明によれば、神様が体内を出たり入ったりすると不思議な力が出るとのことだった。(師は宗教家でもあった)
 また、先生が刀を抜いて、真っ向から切り下げ、あるいは横に払うと、本当に人を切っているかのようだった。先生いわく「本当に切っているのだ、人間の姿が見えるのだ。修行の足りない君たちには相手の姿は見えないのだよ」とのことであった。
 昭和三十二年に催眠術の本が戦後初めて出版され、早速鎌倉の先生をお尋ねし、入門した。催眠術を習っているうちに、幻覚で、人の顔や姿が見えるようになった。
 ところが、入門してくる人たちの中に、いろいろ悩んでいる人もいる。蛇がついたとか、牛がついて体が変だとか、あるいは同じ年に生れて、同じ環境で育っても、心の強い人もいれば、心の弱い人もいる。あるいは倒産しても、立ち直る人もおれば、自殺する人もいる。どうしてだろうか?と考えた末、これは運命学を勉強するにしかず、と思った次第なのである。
   ×  ×  ×
 さて、運命学にもいろいろあります。手相、人相、九星、四柱推命、周易、断易(五行易)日盤鑑定法(魔法陣占法)、家相、方位、水晶占い、等々があります。
 そして不変(一生変わらない)とされる、手相占い、四柱推命と、可変(変えられる)占いとがありますが、しかし、手相も、四柱推命も、一生変わらないものなら、わざわざ鑑定してもらっても意味がありません。事実、手相も高度成長が始まってから世の中が多様化したせいでしょうか、本人の努力によって変えられることを発見しました。
 また、四柱推命も、もって生まれた運命のままに一生を終えるのだといわれてきましたが、今は亡き加藤普品先生の「いや違う、人間の対処の仕方で変えられるのだ」というお話を聞いて早速私は入門しました。漢籍にも通じた立派な先生でありました。
 江戸時代の身分制度が、厳しく定まっている時代ならいざ知らず、また、戦前と異なり学校も広く開放されている現代、自分の運命は自分で切り開くべきものであり、運命学も、その一翼を担うものでなければなりません。
 ここにいろいろと「開運法」が昔から考えられてきたのです。


 目 次

  序  
 第一章 九星と十二支の解説  
 第二章 占いの活用法  
   一、占いにも目的意識が大切  
   二、九星による杭打法について  
   三、易と占いについて  
    1、易について  
    2、占いの目的  
   四、占いの効用と誤用  
    1、手相・人相は変化する  
    2、同じ家相でも幸・不幸は異なる  
    3、精神統一の効用  
    4、誰にでも超能力はある  
    5、精神統一の方法  
 第三章 九星杭打法による開運法  
   一、年月日時の盤の作り方  
   二、一白年生れから九紫年生れの人の吉方の表  
     1、一白水星生れの人の吉方  
     2、二黒土星生れの人の吉方  
     3、三碧木星生れの人の吉方  
     4、四緑木星生れの人の吉方  
     5、五黄土星生れの人の吉方  
     6、六白金星生れの人の吉方  
     7、七赤金星生れの人の吉方  
     8、八白土星生れの人の吉方  
     9、九紫火星生れの人の吉方  
 第四章 実例集  
 第五章 杭の作り方  
      杭の見本  
      呪符の例  
  あとがき  



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